【黒い秘密】昔同じクラスの知的障害の子の送り迎えを担任に任されてたがそれが大変である日友人と「置いてっちゃおうか」という話になった
悪い夢を見るようになってきた。忘れてたつもりだったのに。
小学校低学年の頃、同じクラスに少し知的障害がある子がいた。
いつも親が送り迎えしてたのに、その日は母親が病気で来られないとかで
帰る方向が同じだった私と友人が、一緒に帰ってあげてと担任に頼まれた。
一緒に帰るのは大変だった。急に走りだすのを追いかけたり、興奮して
奇声を上げるのをなだめたり、そんなことばかりでうんざりしていた。
「置いていっちゃおうか」私と友人と、どっちから言い出したのかは本当に覚えてない。
いつもの通学路なんだから、家まで帰ることくらいできると思った。
夜、その子がまだ家に帰っていないと、その子の親から電話があった。