【資格ない】完全に友達だとしか思ってくれていない男性Aに片思いしてた。私が猫を3匹飼っていると知ったAが「俺も猫飼いたいんだよ、いろいろ教えて」と言うので話してると…。
Aは寂しがり屋なのか暇なのか週に一度か二度は電話をかけてくるけど、主な内容は他の女性に対する恋愛相談。
それでも、もしかしたら親身になってるうちに恋愛感情に発展するパターンあるんじゃ……!? と
多少腹黒い心持ちで友達関係を続けていた。
電話では恋愛トークの他にも共通の趣味の話やら他愛もない雑談もしていたんだけど、
私が猫を3匹飼っていると知ったAが「俺も猫飼いたいんだよ、いろいろ教えて」と言うので
そりゃもうなんでも聞いてくださいAとの話題が少しでも多くなるなら張り切っちゃいますよ! モードになった私。
「猫ってどこで手に入るの?」→買うか拾うか譲ってもらう、私は譲渡1匹と拾ったの2匹。
「どこで拾えるの?」→それはNNNにしか分からない。
「譲ってもらうってどういうの?」→ボランティア団体や保健所、里親募集掲示板etc……
という所から事細かに説明した。
その後も何度か相談や趣味話と並列して猫を飼うための話をしていたんだけど、ある時
「猫ってどこでトイレさせりゃいいの?」と聞かれ、意味が分からなかったので詳しく聞くと
「排泄はどっかよそで済ませてきて欲しい」って……。
アホかーーーー! 飼い猫の糞尿は飼い主が始末するんや!!
と叱り飛ばした時点で、ちょっとこの人どうなんだろう……と思い始めた。
そのまた後日、
「維持費ってどれくらい?」→餌によってピンキリ、完全室内飼いじゃないならワクチン代もいる。
と話した流れで、外に出すと病気や怪我が増えるから病院代が結構かかるらしいよ、という事と
完全室内でも昔1匹目が特発性前庭疾患になって治療に○万円かかったからその辺は覚悟しておかないとダメだよ、と話すと
物凄く驚いた様子で「えっ猫を病院につれてくの!? 猫ってそのへんに落ちてんだよね??」と言われた。
絶句すると同時にスーッと冷めていくのを感じた。
呆然としてしまったけど、なんとか「あなたに動物を飼う資格はない」とだけ言って電話ブツッ。
むちゃくちゃ好きで一年近く友達関係に甘んじてきたのにこんな事で……? と何日か悶々としたけど
冷静になるにつれ “こんな事” じゃないや重大な認識の違いだ、と気付いて「少し前まであなたが好きでした。ありがとうさようなら」とメールして着信拒否。
友達としか思われてなくて良かったーと初めて自分の非モテっぷりに感謝した。
先日、放置していたA専用のメールフォルダを開いたら
「おーい」「どしたん?」「振られた……」「とっくに結婚してるって」「おーい」「しにたい……」「しぬわ」「涙止まらねえ」
とやたら細切れなメールが何通も来てた。
そろそろメアド変えようと思い、決意カキコ。