【必死】幼い頃、兄が事故に遭い父を呼ぼうとしたが、言葉が出ず。私「これが兄(左手でピース)で!車で(右手をグー)!トコトコ(道路を渡ってる表現)ドーンッなの!」 父「?」
今でもたまーに思い出すんだけど、小1くらいの時に家を出てすぐの横断歩道で目兄が目の前で車に轢かれた。(車がすぐ横に来てたのに兄は止まらず飛び出して行った)
頭から血を流して「痛い痛い」って泣いてて、その場にいた大人の人たちが何かしてたり(多分救急車呼んでた)したけど私は何したら良いかわかんなくて泣いてる兄を見てたら近所のおばさんに家の人を呼ぶように言われて家に帰って父親のとこに行った。
ここからが私的に修羅場だった。パニックからか「事故」という言葉をど忘れしてしまい、父親に兄が事故にあったと言いたいのに「A(兄の名前)が車でドーンなの!」としか説明できない。身振り手振りで何とか伝えようとしたけど父親には全く伝わらなかった。
私「これがA(左手でピース)で!車で(右手をグー)!トコトコ(道路を渡ってる表現)ドーンッ(グーをトコトコさせてる左手にぶつけてピースを飛ばす)なの!」
父「?」
私「Aが車でドーンなの!!(必死)」
父「??いま魚洗ってるだろ。」
私「あっち(横断歩道を指差す)で…ちゃんと見て!(また手を使って説明)どーんて!どーんてなったの!」
父「(怪訝な顔)」
何回左手に右手をどーんさせても父親は理解してくれなくて私はますます焦ってどーんを繰り返して…ってやってる内に近所のおばさんが家まで来て「あんたんとこの息子が事故に!」て父親を連れて行ってくれた。
おばさんの「事故」って言葉でようやく私もそうだ事故って言えば良いんだ!て思い出して落ち込んだ。
その後兄は後遺症もなく退院出来たけど、後から近所のおばさんに「私ちゃんも飛び出そうとしてて危なかった」と、私は車が来てるのに気付いてたから飛び出そうとなんてしてなかったのに濡れ衣を着せられ親に叱られたのも修羅場だった。