【修羅場】高学歴の俺は国家試験に失敗してずっとニート→しかし！縁あって古本屋の娘と結婚話が→このまま人生を軌道修正できると喜んだのもつかの間、ある日親が一通の封筒を握り…

自分は宮廷卒の所謂高学歴だったがとある国家試験に失敗してずっとニートだった
親にも迷惑かけてばかりで申し訳なく思っていたが
ひょんなことから古本屋の一人娘と仲良くなり結婚の話まで出た
しかもその古本屋は税金対策の金持ちの道楽で、不動産をいっぱいもっていたから
婚約者は地味な女だったが逆玉のこれ以上ない話だった
親も泣いて喜んでくれた

しかし結婚式を目前に話が流れてしまった
ある日婚約者を連れ自宅に戻ると、親が１通の封書を持っていた
かつての同級生の会社に嫌がらせをしていたのがばれてしまっていた

その嫌がらせの内容は実に地味なものでとある口コミサイトに星一つの低評価を
つけ続けるといったものだった
同級生は自分とかつては学年１、２位を争うといった秀才で
そのことを高校生の自分は母に話していた
だから、その同級生が地元に帰ってきて会社を立ち上げたとき
地方コミュニティ紙の小さな記事を見た母が言った
「Ｍ君は偉いねえ。昔はお前と１位を争った仲なのにね」