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【驚愕】ある日の夜、俺「そろそろ寝るか..」『ジャーーーーン!(音楽』俺「何事だ!?」→結果

   


603: おさかなくわえた名無しさん 04/06/29 04:13 ID:IEaqP322
俺が生まれた時から家の隣がアパートなんだけど、
どっちも木造の古い建物で家との隙間が少ししかないから、いろんな生活音が聞こえる。
んである時の夜、隣からテレビの音量がでかかった。
番組はNHKらしい。もう寝てると内容が分かるくらい音が大きい。
うるさいけど隣のその部屋は身寄りのないおじいさんだから、耳が遠くなったんだろうなと思っていた。
その日は我慢して次の日の夜になった。
相変わらず音がでかい。
NHKのあの独特のアナウンサーの声というか、低音が響いてる。
なんでこんなにうるさいんだろ?俺は家の壁を聞き耳を立てていた。
番組は若者向きの音楽になってもチャンネルを変えない事に気づいた。
おじちゃんがそんな番組見るのだろうか?
なんかいやな胸騒ぎがしたんだけど、隣のアパートとは交流も無いし転寝をしているのかもと思って黙っていた。
そして日曜日の朝になった。誰かが訪ねてきた。
新聞配達人だ。
おかんの話によるとなんでも新聞が3日分も郵便受けに溜まっていて、
配達人が不信に思いアパートの住人に訪ねたんだけど、誰も出てこなくそれで俺の家に来たということらしい。
それで警察に連絡。
警察と大家がドアを開けるとそこにはおじいちゃんが倒れていた。
死後2日・・・脳内出血で倒れた時にはまだ意識があったのか、爪に畳のワラが挟まっていたんだって・・・
もしかしたら俺があの時気づいて大家に連絡してれば助かったかも知れない。
そう考えると胸が痛い。
でもなんで住人が不思議に思わなかったのか・・・

隣のアパートのその部屋はいまだに空いている。


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