【修羅場】幼馴染の父親は全盲、ある日を境に車椅子生活になった→俺「え？もしかして俺のせいで…？」→どうやら親父さんが車椅子になった理由が…

幼馴染の親父さんが車椅子になった。
親父さんは全盲で、点字ブロックが雪で埋まって階段に気が付けず、そのまま落ちたらしい。
毎年その階段と点字ブロックの雪かきは俺がやってた。去年就職で地元を離れたんだけど、そこの雪かきをやってたことを誰にも言ってなかった。
今年は雪かきできないって言えばよかった。親父さんが車椅子になったのは俺のせいじゃないかって思ってる。

地元は雪そんなに降らなくて、10センチぐらい積もって溶けてが一冬に何回かあるぐらい。雪かきは住民が自分の家の前をやる感じだった。気温はかなり下がるから、やらないと凍って危ない。
俺の近所は坂道と階段が特に多くて、ジジババばっかり住んでたのもあって、階段とかの危ないところは毎年俺がやってた。

問題の階段は駅とかスーパーに繋がってる道にあって、親父さんは毎日使ってた。
だから雪が降ったら必ず、階段とその前後の点字ブロックの雪かきをしてた。