自分の落ち度を棚上げして非難してくる相手と片方の言い分だけで叩いてくる第三者の神経がわからん

ネット越しの相手とTRPGでよく遊ぶ
TRPGっていうのは会話で物語を進めていくRPG(宝箱がありますが開けますか？→宝が欲しいので開けます/怪しいので開けません、みたいにやる)
物語の都合上胸糞悪い展開やトラウマを刺激するようなシーンが出てくるものもあるから、私はゲームを始める前に地雷チェックを必ずしている
チェックする地雷は例えば「どう頑張っても死亡するNPCが出てくるのは苦手」だとか「性的描写は苦手」だとか「子供、ペットが酷い目に遭うのが苦手」だとか
その中で「震災に関連する描写、警報アラートが苦手」というのも設けている
物語のネタバレ防止に、物語に関係ない地雷も含めて毎回一律にチェックしている

半月前にまさに津波に飲み込まれるというシーンが必ず入る物語のゲームマスターをやったんだけど
『普段公言してる出身、住居を偽り』『地雷チェックでもスルーした』人が津波の描写のところで体調を悪くして「実は東北出身であの日も自分は内陸にいたけど実家が津波に飲まれた被災者だった」とカミングアウトされた
その時は本人も「口頭で描写されるだけなら大丈夫だと思ってた。自分がこれほどトラウマだったと思わなかった」と言われたのでじゃあ仕方ないね、ここの詳細な描写は飛ばすね、となって収まったと思っていた

でも日が経つにつれて「細かい津波の描写があるならもっとしっかり地雷チェックするべきだ」「ゲームマスターのせいで心の傷を掘り起こされた」と主張するようになって、その場にいなかった第三者にまるで騙し討ちで津波の描写をしたかのように吹聴された
当然それを聞いた第三者は「被災経験者に配慮がなさすぎる！」と叩かれてその度に地雷チェックはしたし、その人が被災者だと知らなかった旨を伝えるけどイタチごっこみたいになってる

被災したことない私でも不意打ちの警報アラートには心臓がぎゅっと痛くなるからそういう気持ちはわかるけど、自分の落ち度を全部棚上げしてこちらを非難してくるそいつと片方の言い分だけで鬼の首を取ったように叩いてくる第三者たちの神経がわからん話
疲れた