若くして親を亡くした義兄は妹を必死に育て、その後姉と結婚。娘が産まれたが…娘が10歳になる頃から義兄はおかしくなった。「我儘を躾けただけ」

彼女が20歳になって就職して数年後に、これでお役ごめんだと勤め先で知り合った姉と結婚。
子供が生まれたけど(以下姪)、その姪が10歳頃から元義兄はおかしくなった。
姪っ子のさほど頻繁でもない甘えとかわがまま(ご飯は煮魚じゃなくて焼き肉がよかったな～とかあれほしい！買って！)に異様に怒って、何かと自分の妹と比較する。

「妹はそんなに我が儘じゃなかった」
「なぜもっと謙虚にいい子になれないんだ」
「なぜもっと勉強できないんだ」
ついに暴力を振るうようになってしまい、姉が姪を抱えて実家に逃げ帰ってきた。

「子供に手を挙げる人とはやっていけない」と姉が離婚すると主張。
元義兄は離婚を拒否して「わがままを躾けただけだ。今のうちに殴ってでも直しておかないといけない」と反論。
泥沼化しかけたところで元義兄の妹さんが謝罪にやってきた。

「兄さんには育ててくれて感謝してる。でも、姪に私と同じになれなんてむちゃだ。
私はいい子だったんじゃなくて、そうしなければ兄さんに見捨てられるし、親族に迷惑がかかるから我慢していた。
姪っ子ちゃんはせっかく両親が揃ってて甘えられる環境なのに、それをまったく許さないってもうそれは親じゃないよ何やってるの」
元義兄愕然。