【恐怖】深夜に金縛りにあった私『髪の長いお嬢さんがいるわ!私を睨んでるし!』お嬢さん『何よアレ..外してよ..』私『え!?アレって..』→結果
1週間ほど前、夜寝ていると金縛りにあった。
金縛りは結構高頻度であった(霊的でないやつ含めて)ので、あんま気にせずそのまま眠ろ
うとしたんだけど、その日は勝手が違って、何かベッドサイドから気配を感じる。
恐る恐る目を開けると、ベッドサイドに顔面蒼白+長い黒髪+白ワンピ、というベタな井出
達のお嬢さんがいた。ベッドのすぐ脇、枕元にしゃがむようにして私を睨んでいる。
「え、ちょっ、やばくね?」と思うも体が動かないのでどうにもできない。
するとお嬢さんがすっとある一点を指差した。そして「何よアレ…外してよ」と囁いてきた。
何とか目玉だけ動かしてお嬢さんの指差した方向を見ると、そこにはカーテンレールにかけら
れて部屋干しされた私のブラだった。
うちは家系的に胸部が他の人よりも大きい。普通のシタギ屋ではなかなかサイズが売っていない
ため、一度買ったものは他の洗濯物と分けて手洗いをし、型崩れしないように形を整えてハン
ガーにかけて手入れをし、長く使えるよう大切に扱っている。
それを指差して「外してよ…」と訴えてくるお嬢さん。よくよくお嬢さんの胸部を見ると、
「ああ、貧乳こじらせて死んだのね」と思えるくらい凹凸がなかった。
私の心中を察したのか、お嬢さんが至極不機嫌というか、妬ましそうな顔で私の首に手を伸ば
してきた。こりゃまずいと思い、
「ちょ、ごめん!マジごめん!今のはなかったことに!あ、そうだ!マシュマロ食べると胸大
きくなるよ!マシュマロの成分は胸の成分と同じなんだって(らしい)!私もマシュマ
ロはまった時期に一気に大きくなったんだよ!家族がいるならお供えしてもらえるように頼ん
でみなよ!」
と、一気にまくし立てた(頭の中で)。
するとお嬢さんはすっと手を引くと、少し何か考えごとするような顔をしたあと立ち上がり、
音もなく消えていった。
それと同時に金縛りも解けたので、取り合えず干してあるブラが乾いていることを確認し、ク
ローゼットにしまった。