【5/5】暑い夏の日。セーラー服の美女『あのー?』俺「は、ハイ!(ヤベぇ可愛い!!)」→『私のこと 見 え る ん で す か ?』俺(メンヘラ?厨ニ病!?) →衝撃的な事実が・・
引用元: ・俺のしょうもない思い出を話そうと思う。誰か聞いて
583: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)21:50:20 ID:zmjxvvIKQ
>>579
続き。
オレ「さ、寒くね……?」
S子「寒いの?」
夏だと言うのに外は意外と涼しかった、それ所か半袖の俺には寒い気がした。
S子「どこまでいくの?」
オレ「うーん……適当に行こう」
なんと気の利かない言葉だと、今だから思う。
どこまで散歩に行けばいいか分からないけど、
少なくとも迷子にはならないように、と心がけながら自転車をこいだ。
ただ、準備があるんだろうなーって勝手に思って気を使っていたので、
時間も掛けるつもりではいた。だから結構遠い所まで行っていた。
ただ静かにと道を走って行く。
自然豊かな場所だなーと思いながら、それをS子と話しながら、静かな道を走った。
S子はいつもの様にオレの肩に掴まり、オレに憑いてくる。
なんだか、これも最後かと思うと寂しいと思ったが、S子にはそんな顔見せずにいた。
S子「……今日で最後ですね」
オレ「そうですね」
俺もS子も何も言えなかった。
今一実感がわかない、このまま、また明日「オレさん」って呼ばれそうな気もした。