【こえーよ】学生の頃、待ち伏せと覗き見オンパレの気持ち悪い男につきまとわれていた。親身になって話を聞いてくれたAと付き合うことになったが、ある日衝撃の告白をされる…

学生の頃、自慢ではないが男につきまとわれていた。
いつもベージュ（というか肌色）の服を着た男で、丸いぷっくりふくれた顔におじぞうさんの笑顔を貼り付けたような気持ち悪い男だった。
告白もされて断ると、次の日から待ち伏せと覗き見のオンパレード。
別の学部なのにいつも同じ教室にいる（しかも斜め後ろ）なのは日常茶飯事。私のマンションの下に立ってた時には本気で心霊現象かと思った。
まだストーカーという言葉も流行り始めた頃の事で、誰も親身に相談に乗ってくれなかった。
「そんなに好かれてるならつきあっちゃえば？」という友達もいた。

そんな時、別の学部のAという男子学生と出合った。
Aは親身になって話を聞いてくれて、私はAの事が好きになっていった。