【修羅場】裏千家サークルの知人に招かれて参加したお茶会で醜態をさらしてしまった。礼儀作法なんて知らなかったので、まずジーンズ姿で上座に座ったところから地獄は始まる…
890: おさかなくわえた名無しさん 2012/12/15(土) 06:07:17.19 ID:ATG/ICg7
裏千家サークルの知人に招かれて参加したお茶会で醜態をさらしたことがある。
礼儀作法なんて何にも知らなかったんで
ジーンズに深い青色の長袖シャツに同色の靴下という青染めオタルックで参戦。
凵形に十数枚の座布団が並べられた和室に一番乗りすると上級者の指定席である上座に腰をおろした。
後から入ってきた他の参加者は皆スーツか和服という装い。
会では小皿で出された色鮮やかな賽子状の和菓子3粒を一度に口に放りこんで平らげた後は隣の人に
「デュフwこれベタ甘っすねww」と話しかけ苦笑いさせる。
次にお茶をギョグッギョグッと喉を鳴らして一気飲み。
プハッと息をついて周りを見渡すとそれぞれ茶碗をくるくる回しながら楚々とお茶を喫しつつ茶を点てた人に「結構なお点前で」と賛辞を贈るなどして静かで玄妙で気品のある……そんな雰囲気を一致団結して作り出していた。
後でサークルの人から正しい作法を聴いて脂汗が出た。
招待してくれたのはいつも皇后様みたいな微笑みを絶やさない穏やかな女の子。
その娘から底光りする上目遣いで
「シラナカッタんだからシカタナイよ」と機械的に台詞を読み上げられたのが一番堪えたよ。
お茶会の後、日本庭園っぽい庭を臨む東屋で催された懇親会では片隅で石になってた。
寝たふりで授業の合間の10分休みをやり過ごしていた中学1年時の要領で気配を絶ってた。