【修羅場】オタクの彼氏「このアニメは~」私「そうなんだ~。アドバイスありがとう~」→後日、修羅場状態に!
私はオタ女で、元彼もオタクだった。歳は6歳離れてました。
とある地元の即売会の打ち上げで出会い、付きあうようになりました。5年ほど付きあったかな。
彼は地元のイベントスタッフに顔がきいたし、オタクのノウハウ等を熟知していて、よくアドバイスしてもらった。
交際期間の間に彼は数回ジャンル移動し、私は二回移動した。
二回目の移動あたりから二次創作が楽しくなくなって、本を出すことが激減。
新刊がなければイベントも当然出なくなり、元彼はそれが不満で、私は「一人で参加して」だから平行線。
喧嘩が増え、別れた。
その後私はまったくオタクと縁のない男性と知り合い、交際。
婚約を意識したあたりでオタクであることをカミングアウトし「実は漫画を描きます。既存の作品のパロディです」と告白。
彼(現旦那)は「すごい!」と手放しに誉めてくれて
「上手い!クリエイティブな女性と付きあったことない!尊敬する!」と絶賛してくれた。
旦那両親に紹介された時も「絵がずっごい上手い」と紹介され、それはさすがに恥ずかしくて「嬉しいけどやめて」と言ったらピタっとやめてくれた。
他人がいやがることは絶対しないっていう性格の人で、ますます好きになった。
そんで結婚したけど、年イチくらいで今もイベントに出て、新刊も年イチくらいで出してる。
今思うと、元彼と付きあってた時二次創作が楽しくなくなったのって、元彼のダメ出しとからかいがひどかったからだ。
二度目に移動したジャンルがいわゆる女性人気の高いジャンルで、元彼はいつもそれをくさしてた。
オタ界にすごくくわしくて、私の描くものに色々アドバイスをくれたけど、全部上からで、私の描くものをいつもどっか馬鹿にしてた。
誉めてくれたことはなく、デッサンの狂い等のダメ出しの時だけ口出ししてきた。
それが移動ジャンルでよりひどくなって、楽しくなくなって別れたんだった。
最近元彼の噂を、元ジャンル経由で聞かされた。
私のことを「理解のない非オタと結婚したバカ。どうせオタバレしてすぐ離婚する」と言ってるらしい。
「へー」と流して、それを知らせてきた人を切った。なんていうか、あの時別れてよかった。
オタク同士だからって「理解がある」わけじゃないんだとアラサーになって気づきました。