【衝撃】中途採用の面接を担当した私→応募者のA「東京の〇大学を卒業後に〇企業に入社して～ﾍﾞﾗﾍﾞﾗ」私『あれ？なんで最後の2社は1年で退職してるんだろ？』→半年後・・・

以前、中途採用の面接を担当した。
応募者（以下A）は20代の子。東京六大学のいずれかを出てて、名前を聞けば誰にも分る大企業に入社。
卒業してから４－５年は立っているけど、その間に２回も転職しているし、最後の２社はいずれも1年程度で退職しているのが引っかかった。
今時の若手は半年～1年で辞めるのも珍しくないとはいえ、ちょっと早すぎるのではと思った

それともう一つ引っかかったのは、どこの会社にも１－２年程度しか在籍していないのに、自分がやったこと、達成できたことが明らかに入社１－２年目の若手にしては大きすぎる内容だったこと。
新卒が大きい企業に入っての最初の１－２年ってとりあえず会社の雰囲気に慣れるとか、先輩や上司の指示に従って動くから、最初からいきなり大きな仕事に抜擢をするってあまり聞かない。
もちろん組織や上司の考えにもよるだろうし、新人だからこそあえて何か仕事を任せて成功体験を積ませる（そして周りがそのための手助けをする）ってこともあるから100%嘘、だとは言い切れないのだけど

例えば経理部に配属されて自分の経理の知識をもとに、一部の業務のアウトソース化させることで会社の経理を効率化させた。

新卒で入社１－２年目だったら業務のアウトソースプロジェクトで〇〇を担当しました、というのが普通なんじゃないかと思うのだけど、
A曰く自分がそれを引っ張ったという口調なので、毎年何十人以上も採用する大企業でそんな采配をするものなのか？

一応上記の疑問は上司に呈したけれど、上司は相当優秀な人が応募してきたって、喜んでAを採用してしまった。

で、半年後。Aは結局箸にも棒にもかからないってことが判明してしまっている。
優秀なのは確か。だけど優秀さが仕事につながらない。上の経理の例でいうと、簿記とか会計には詳しい。そしてそういう知識は仕事には必要なのは必要。だけどそういう知識だけでは仕事は回らない。

簡単に言うと、知識があるだけで、仕事ができない。さらに妙なプライドみたいなものがあるのか、まずは仕事を覚えてもらおうと基本の仕事をさせようとすると自分はこういう仕事をするために入社したんじゃないと言い出す。
基本の仕事は中途採用の人にも同じところから教えているもので、Aだけ特別に低レベルなものを指示しているわけでもない。

どの会社でもどういう組織でも20代のうちは下積みというかまずは仕事を覚えることから初めて少しずつ上に上がっていくものだと思うのだが。
一体Aは会社に何を期待しているのだろう。下積みが嫌ならまだ起業とでもいうならまだわかる。

勉強はできたのに社会に出たら全く使い物にならないという人ってやっぱりいるんだな。
ただ来月からAが自分の配下になりそうなので、正直それは勘弁してほしいと思っている。すでに実績があるのだが、何をやらせてもできないうえに文句を言うのが目に見えているので