【怒号】結婚後、家事を全部やってた私「旦那、少しは家事を手伝って欲しいの」旦那「なんだと!オレは家事やってるほうだろ!」→結果
夫婦それぞれ状況が違っても「うちの家庭はこうだった」って意識が価値観の根底にあるんだな、と実感した出来事。
私たち夫婦は当時結婚1年目で共働き、子供はまだいなかった。
収入は夫が600万、私が400万ほど。
流れでなんとなく、家事はほぼ全て私がやっていた。
洗濯、掃除、風呂掃除、買い物、料理、皿洗い、ゴミまとめ(ゴミ箱の中身をポリ袋にまとめる、段ボールを紐で縛る)、その他いわゆる「名前のない家事」など…。
夫は週に2回のゴミ出しと、半年に1回ほど気まぐれに料理(後片付けはしない)。
ある時「妊娠・出産後も共働きでこの家事分担は自分が潰れる」と感じ、家事分担について夫と話し合い。
最初「俺は家事やってる方だろ!」とキレられたが、家事を一つずつ書き出して、分担の割合が1:19くらいになってるのを見せると「あれ?本当だ…」と一気にトーンダウン。
夫のほうが忙しいんだし半々にしろとは言わないから、4:6、せめて3:7くらいにはしてくれ、と話すと「うん、確かに…」「わかった」と素直に納得してくれた。
その後の会話の中で、夫があまり考えず「俺は家事をやってる方」と思っていた理由を話してくれた。
夫の実家では、義母(夫からすると実母)が家事を全てやるのが当たり前だったそうだ。でも、義母は専業主婦ではなくバリバリフルタイムで働いてキャリアも積み、子供2人を育て上げたスーパーウーマン。
ただ、子供が学生のうちに離婚してしまったそうで、いろいろあったんだと思う。
義母はすごくいい人で、夫が実家にいるうちに基本的な家事を身に付けさせていたし、「共働きなんだから、奥さんにばかり押し付けず家事をしなさいね」と口を酸っぱくしてくれていたが、今回話し合いをするまで夫は深
く考えず「親父は全く家事してなかったけどオレはゴミ出ししてるから、夫として家事してる方」と思ってたらしい。
ちなみにその話し合い後、夫はゴミ出し(ゴミまとめ含む)、皿洗い、仕事の帰りが早い日は週に1回ほど料理、その他名前のない家事も結構するようになり、出産前後は実母や義母の手を借りながら少しでも私が楽になるよう頑張ってくれた。
今となってはいい思い出だけど、少し考えればわかることが霞んでしまうくらいには「うちの家庭はこうだった」の意識って強いんだな、と感じた出来事でした。