【悲報】中学生「マスクありが当たり前で育ったから(マスクを)外すのは怖い」
マスクを外してOK。むしろマスク外して行ってください」
体育の授業中、教師が生徒に呼び掛けていたのは、「マスクの着脱」について。
*高瀬優子教諭「結構嫌がります。とにかく、命を守るために、熱中症予防のために(マスクを)とろうと話はするんですけど、それでもなかなか」
*星野悟志教諭「小さい頃からマスクを着けなさいと指導を受けてきた子たちなので、マスクを外すことに関して結構抵抗を持っている子も何人か。外していいよと言ったときに外す子もいれば、すごく抵抗を示す生徒も。あまり無理には言えないので。外さない子には無理に外せとは言いづらい」
おととし3月、全国一斉休校となってから、学校生活が本格的に再開したのが6月1日。それから、丸2年が経ちました。
その新たな様式を、「日常」として学校生活を送ってきたのが今の3年生です。
*末松信介文科相「子ども達が、安心な環境の中で学ぶことができるようにメリハリをつけたマスクの取り扱いのお願いをしたい」
文部科学省は、先月末、熱中症のリスクが高まる季節を前に、新型コロナ対策の基本的対処方針の変更を踏まえ、学校現場でマスク着用の必要がない場面について、体育の授業では、屋外に限らず、体育館やプールも対象となることを全国に通知。
登下校についても、会話を控えるように注意しつつ、マスクを外すよう指導するなど熱中症対策の優先が求められました。
しかし、「マスクがある生活」が日常となっている生徒たちの考え方は様々です。
*生徒は「マスクが必ずついているものみたいな意識になってきていて、逆に外すことに抵抗がある。登下校は外せないというか、逆に人の目が怖くなっている」
*生徒は「マスク有の状態から始まったから、これが中学校生活なんだなみたいな。(マスクを着けていて感染者が)下がってきたりしたから。取らない方が俺はいいんじゃないかと思う」