兄嫁が嫁いできてから実家が明るくなった

兄嫁はすごく明るくて嫌味の無い人で、兄嫁が嫁いできてから実家が明るい。
父も母もあまり社交的ではなくて、言葉数が少なくて、別にみんな仲が悪いわけでもないのに
実家のイメージはあまり会話のない家庭･･･って感じだったが
いつのまにか笑いの絶えない家になったのが本当に感謝しかない。
父のあんな朗らかな笑い声なんて滅多に聞いたことがなかったのに。
その実家に先日泊まりで帰省した時、年少さんの甥っ子が
夕食の下拵えする兄嫁の周りでスキップしながら
♪それぜったいうまいやつぅ〜　それぜったいうまいやつぅ〜
って歌ってた。
ああ、今日はハンバーグかー、それは楽しみだろうなーとほのぼの見てたが
夕食になって嬉しそうにかぶりついた甥っ子
「あんまりうまくないやつだった･･･」とショボン。
その言い方に思わず吹き出してしまったが、食べてみたら味があまりしない。
あれ？って顔をみんなしてて、どうしたのかと思ったら
塩コショーナツメグの味付けを忘れたみたい。
珍しいこともあるなと思ったら、兄嫁、２人目を授かったらしくて
今後のことをあれこれ考えてながら料理してたらうっかり忘れてしまったそうな。
そこからは、おめでとーおめでとーありがとーありがとーの流れからの
「僕お兄ちゃんになるの！？やったーやったー！」と甥っ子スキップ。

今回私が帰省したのは、勤務先が業務縮小の為私が務める営業所が閉鎖することになり
退職か下請け工場ラインに異動か選ぶしかなくて
私は昔の事故の後遺症があって立ち仕事ができないため退職を選んで
就活しなきゃいけなくなり、気持ちが沈みまくってたんだけど
実家に帰って、どうにか気持ちが浮上できた。
やっぱり人って、生活の中に笑いがあると全然違うもんだね。
笑いって大事だね。
就活がんばる。