お隣さんのご主人はDV夫だった。窓を閉めてても怒鳴り声、奥さんの泣き声、子どもの悲鳴が聞こえてきた

窓を閉めてても怒鳴り声、奥さんの泣き声、子どもの悲鳴、物が壊れる音、食器が割れる音が週４回は聞こえてきた。

その声を聞きたくなくて間に塀を立てたり、二重サッシにしたり耳栓したり色々対策した。
真夜中にそこんちの末っ子にピンポンされて、中にかくまったことも何回かある。
でも道で朝に会うとすごい普通の人だったんだよね。
眼鏡かけて小太りのおとなしそうな優しそうな人。
でも末っ子を夜中に追いかけてきた形相を見たことあるけど、鬼のような形相っていうのはあれを言うんだなって思った。
目が吊りあがってイっちゃってて、顔全体が上にギューっと引っぱられたみたいな怒ってるような笑ってるような変な顔。

現在は子どもたちがみんな巣立ち、奥さんは病死し、ご主人は「家が広すぎる」とアパートに引っ越して
別の一家が家を建てて住んでる。

神経わからんのはうちの弟（27歳）
今彼女がいるのだが「以前のお隣一家みたいな、ケンカは多いけど仲のいい家庭を築きたい」と言いだして
両親と祖母と私が「はぁああああ？？？！」と突っこんだ。
「あの元お隣さんのどこが仲良し家庭だったって？
奥さんがいつも顔腫らして包帯だらけで、子どもがしょっちゅう火傷しててギャーーーーーッって長い悲鳴を発して、
真夜中に末っ子が泣きながら駆けこんでくるような家のどこが？」
と問いつめたら
「だって何だかんだケンカしても、子ども５人もいたじゃん。仲良しってことでしょ」

母と祖母がガックリしてた。
私は弟を連れて別室に移動し「多産DV」についてレクチャー。

弟は27歳にもなって「夫婦の夜生活＝仲良し」という概念しかなく、夫婦間で無理やりとか、避妊しない＝暴力という概念がすっぽり抜けてた。
彼女の前での発言じゃなかったからギリギリセーフなんだろうか？
今まで弟のことを普通の子だと思ってたけど、いろいろ不安になってしまった。