【本心】歩行難になった私の親戚→私「親戚さん、私と一緒に買い物に行かない?」親戚「ごめん。外に出たくないから」私「はぁ..(何甘えてるんだろう?」→数日後・・
ただ、杖があれば自分でどこでも歩いていける。ゆっくりだけど。
それなのに外出全然しなくなってちょっとした買い物でも嫌がるようになった。
最初は「何甘えてるんだろう」と思ったけど、今日買い物の手伝いしてその気持ちがわかったよ。
移動は電車だったけど、駅のホームで親戚がえっちらおっちら歩いてたら男性が手に下げたカバンや足を平気で親戚の杖や体に当てていくの。
親戚が頑張って避けようとしても相手が避けない。
あとエスカレーター乗るとき、端に寄って立てないから人が横を通れなくなるんだけど、
舌打ちして無理やり押しのけて通ったジジイのせいで親戚が後ろに倒れかけて、真後ろにいた男性がとっさに支えて無事だった。
私が後ろに居るべきなんだと思ったけど、私も女だから支えられたかわからない。
ジジイは見た目60過ぎててもうすぐ親戚と同じように歩行に難出てくるようになるような年だったのに。
買い物はいろんな店がまとまってるAE○Nに行ったんだけど、
休日の13時ごろだったのと、子供へのクリスマスプレゼント買うためにキッズコーナー行ったからから子供が走り回ってて、ぶつかりそうになることが何度もあった。
親の中には親戚を認めると手を引いて子供が走ってぶつからないようにしてくれる人も多いけど、
主に男親は気づかなかったり子供と夢中になっておもちゃ見てる場合も多かった。
売り物のおもちゃを振り回してぶつけられたりもした。
私が親戚をブロックして何回か子供にぶつかられたけど、子供からぶつかってきたのに睨む親もいた。父親母親問わず。
店から店へ移動するにも周りの歩く速度の半分以下だから流れを遮るせいでぶつかられそうになることが多々。
てか何人かは平気で買い物して下げた袋をバンバンぶつけていった。
買ったばかりのものそんな人にぶつけていいの?
「車椅子の方がよくない?」と聞いたけど、車椅子は車椅子で操作が難しいので周りの客にぶつかりそうになったりするから怖いらしい。
それに他人に押してもらう必要が出てくるから、自力で行けないところが増えるのも嫌なんだって。
中に入ってるレストランで食事もしたけど、親戚が立て掛けた杖に悪ふざけしてた子供が引っかかって転んでた。
親戚がすごく憂鬱な顔してたよ。
あと、若い男性が車椅子に乗り、それを若い女性が押してたんだけど、女性のかばんから財布らしきものが落ちたの。
周りの通行人はそれ見て目で追ってたのに皆知らんぷりして通り過ぎていった。
私は落ちた瞬間に気づかなくて、ただ車椅子の方を見て「あれ気づいてないの?」と言ってクスクス笑って通り過ぎた女子3人を見て気分悪いなと思っただけ。
落とし物に気づいて近寄ったのは親戚だけだった。
私がかわりに拾って渡したら女性はすごく恐縮してた。
なんかそれ見て、外に出たくないなっていう親戚の気持ちがすごく良くわかった。
2時間ほど荷物持ちと補助として付き合っただけだけど、一日働いたくらい疲れた。
心の澱が溜まったというか。
杖っていう目に見えた弱者の象徴があるだけであんなに周りからよくわからない敵意を向けられることに驚いたよ。
弱者は狙われやすいって話自体はされるけど、それを体感するってのはまた全然違うことだった。
軽く世間に絶望するよね。
気遣えとは言わないけど、笑ったりわざとぶつかったり舌打ちしたりされるたびに心に澱が貯まるよね。