少し話しがズレるが、高校時代に父親の浮気を見て以来、男なんか~と捻くれて青春なんか頭になかった
登場人物
私 22歳
彼氏 26歳
同僚女(彼氏の職場の社員)28歳
私が22歳でできた初めての彼氏。
少し話しがズレるが、高校時代に父親の浮気を見て以来、男なんか~と捻くれて青春なんか頭になかった。
父親の浮気を母に気付かれる前に、どう辞めさせるか、その手の法律とか調べて学生時代を無駄にした。
私にとっては遅い青春である。
初めて凄い好きになってしまって、彼氏も私を大切にしてくれた。
ただ彼の職業柄、どうしても女性が多く、8割程の職場だった。
父親の浮気の経験からか、内心モヤモヤしつつ「これが嫉妬か」と初めての感情を味わう日々だった。
そして心のどこかで目を光らせてたんだと思う。
ある日彼氏がチョコの話をしてきた。普段は甘いものは好きでない為、私がチョコやお菓子を摘んでても絶対に食べない。
そんな人がチョコ。
彼「美味しいチョコがあってさ~。抹茶の味も混ざってるやつなんだけど」
その時はへーそうなんだで終わったが、会社の女にでも進められて食べたのかな。と思った。
それと、私が進めても食べないのに、その人のは食べるのか。と嫉妬心でいっぱいだった。
不思議なもんで人ってのは、興味ある対象ができると、その人の話をするんだよね。
彼氏は悪気ないのかもだが、浮気し始めの頃の父親とかなりダブった。
チョコくれた人も話をする人も、勘だが同一人物だと思った。
その時から光らせていた目を更に光らせた。