【本心】旦那とデート中、私「今日のランチはどこで食べるの?」旦那「牛丼屋に行こうよ!」私「えぇ..(なんか旦那って..」→結果
夫とは2回の交際を経て結婚しました
夫は8歳年上、専門学校で同じ学年になり交際を始めました
当時私は普通の高校出て進学、夫は社会人経験を経て入学にという人
食べることが好きな夫はデートのたびに「この店が美味しい」「この辺だったらこの店」と
色々な美味しいお店に連れて行ってくれたのですが、そこはカップルが行くような店ではなく
奥様方やご年配の方、中年のおじさん方が行くようなお店でお値段もそれなり
会計も割り勘にしようと言う私に「店選んだのは俺だし」「年下におごるのも楽しみの1つ」と言って旦那が持ち、流石に悪いからと言うと「今度ケーキでも奢ってくれればいい」と言うばかり
映画代や買い物は私にも出させてくれるのに食事に関しては譲らない夫を当時の私はおじさん臭いと思っていました
あるデートの日同い年の子たちが流行りのカフェやレストランに行ったという話をしているを羨ましく思っていた私は夫に「たまにはお洒落なお店に行きたい」とついこぼしてしましました
すると彼は少し考えた後駅近くの雑居ビルへと私を連れて行きました
狭いエレベーターに乗せられ嫌な予感を感じていた私ですが、着いたのはアンティーク調の喫茶店
確かにお洒落なお店です。ですが私が望んでいたのは年頃のカップルの憩いの場というか、落ち着いたお店ではなくキラキラしたお店
さらに珈琲1杯1000円、ケーキセット1500円に価値観の差を激しく覚え、翌日別れました
その後私は友達の紹介で知り合った同い年の男性と付き合い始めました
同い年の彼はなんというか歳相応の無計画な人、デートのたびに「どこいく?」「この後どうする?」「何か食べる?」といった感じ
初めは初々しさというか新鮮さもあり、私がしたかったのはこういうデートと楽しんでいましたが
時間が経ってくると毎回行きあたりばったりな上、夫に連れ行ってもらったお店は割り勘でと言っても「高い」と結局マックやサイゼリヤで済ませることも多々
流行りのお店は混んでて席が開くまで待たされたり、一度目は美味しいと思ったのに二度目、三度目となるとあまり美味しいとは思えず彼とのデート自体が楽しくなくなっていきました
今思うと夫とのデートで席を待つことなんてほとんど無かったです。「ちょっと早いけど」とか「欲しい本あるから少し本屋に寄っていい?」などと混んでる時間を避けたりしてくれました
私の感覚がズレていたのでしょう、友達に相談しても曖昧な返事ばかりされましたし
結局その彼とも別れ、日に日に夫への未練や思いが募りましたが、自分から振っておいて復縁を言い出すなんて浅ましく図々しいと思い毎日悩んでいました
そんなある日学校が終わってから夫に「行きたい店があるんだけど男一人じゃ恥ずかしいから付き合って欲しい」とあんみつ屋に誘われ、行くことになりました
他愛無い世間話をしながら二人であんみつを食べていると「甘いもの食べると心がすっきりするんだよね」と言われ
私の心に気づいていると言うより見透かされていることがわかった私は、自分の考えをすべて打ち明け、もう一度付き合って欲しいと夫にお願いしました
すると夫は「あんみつ奢ってくれたらいいよ」と少し照れながら答えてくれました
その後交際を続け学校を卒業し、一年の同棲を経て結婚
最初に別れる切欠となった喫茶店にはその後何度も二人で行き、プロポーズもそのお店でされました
同棲を始めてからわかったのですが、夫は普段から高いお店に行くわけではなく、デートの時だけ選んでくれていたました
夫曰く「ちょっとは見栄張りたいし、喜んでくれるなら安い」とのこと
久しぶりにその喫茶店に寄ったので、家に帰って夫の写真にその時の思い出を話しました
もうすぐ四回目のお盆、涙と一緒に色んなものが溢れてくるので書かせていただきました
お目汚し失礼しました